いびきとタバコは関係ある?
タバコを吸う人は、吸わない人と比べて、いびきをかきやすいと言われています。
実際に、喫煙者は、タバコを吸わない人と比べて、倍以上の割合でいびきをかくという
調査データもあるぐらいです。
では、なぜタバコを吸う人は、いびきをかきやすいのでしょうか?いびきとタバコは関係
あるの?と疑問に思われている方もいると思いますので、タバコがいびきの原因になる
ことについてお話します。
まず、タバコを吸う人がいびきをかく原因として『上気道が狭くなる』ことがあげられま
す。日常的にタバコを吸っていると、気管や喉が慢性的に荒れて、常に炎症が起きた状態
になります。その炎症が原因で上気道が狭くなり、いびきをかきやすくなるのです。
また、タバコを吸う人は、『口呼吸』になることで、いびきをかきやすくなります。
なぜ口呼吸になってしまうのかというと、2つの原因が考えられます。
まず1つ目の原因としては、口呼吸が習慣づいてしまうことがあげられます。喫煙行為
そのものは、口呼吸ですので、その癖が身についてしまい、自然と口呼吸が身について
しまうのです。
そして、2つ目の原因としては、血液中の酸素不足があげられます。タバコを吸うことで
血液中の酸素不足が助長され、脳がたくさんの酸素を取り入れようと口呼吸になってしま
う場合があります。
いづれにしろ、口呼吸になると、舌根沈下の状態になり、気道がふさがれて、いびきを
かきやすくなります。詳しくは、当サイトの「いびきと口呼吸」のところで、詳しく書い
てありますので、ご覧下さい。
>> いびきと口呼吸
このように、タバコはいびきをかく原因になりますが、睡眠時無呼吸症候群になる危険性
もあります。睡眠時無呼吸症候群は、日常生活に支障をきたす他、放置すれば高血圧や
糖尿病、心臓病、脳卒中など命にかかわる病気を併発しますので、タバコは控えた方が
良いです。
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