いびきは何科で受診すれば良い?
いびきを治療したいと思った時、何科にかかれば良いのでしょうか?いびきを治療したい
と考えている方の中には、疑問に思う方もいると思います。そこで、いびきを病院で治療
したいと思った時、何科にかかれば良いかお話します。
まずは、診療科をを考える前に、いびきの原因を知ることが大切です。いびきの原因は、
さまざまです。例えば、いびきの原因としては、以下のものが考えられます。
原因によって診療科が違ってきますので、注意が必要です。
● 鼻づまり
鼻づまりで口呼吸になり、いびきや無呼吸になることがあります。
鼻の治療のみで改善することはあまり多くないので、耳鼻咽喉科であっても、
無呼吸に力をいれている所を選ぶと良いです。
● 口やあごの形状
口やあごの形状や大きさに原因がある場合は、歯科医、口腔外科が良いです。
● 睡眠時無呼吸症候群(SAS)
一般的に、検査は耳鼻咽喉科よりも内科で行われることが多いので、内科、
特に呼吸器内科が良いです。検査には入院が必要です。
● 肥満
肥満が原因だと思われる場合は、内科、もしくはCPAPを扱っている科が良いです。
● 単にいびきがひどい
上気道を診察すれば良いので、耳鼻咽喉科が良いです。
また、いびきを診察している科は、多岐に渡っています。
それぞれの診療科には特長がありますので、診察を受ける際の参考にして下さい。
● 耳鼻咽喉科
空気の通り道である、鼻や喉の全てを診察できます。扁桃腺肥大や鼻の病気が原因
なら、耳鼻咽喉科で治療した方が良いです。
● 歯科、口腔外科
あごの大きさを診察するのが得意です。
治療方法もマウスピース、スリープ・スプリント等の口腔内装具が中心です。
● 内科
口の中や体型を診察します。鼻や咽は、あまり診察しません。
治療もCPAPが中心です。
このように、診療科によって、診察や治療方法が異なります。初診の時は、どのような
治療方法を行うかを確認することが重要です。そして、いびきの原因や治療によって
どれくらい改善が期待できるか、よく医師の説明を聞くことが大切です。
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